あの若葉色と萌黄色の70年代風花模様のドレス(
ドレス見つけたのカテゴリー参照)と同じ色の取り合わせを持つネックレスが手元にあった。
3mmのペリドットの連にシトリントパーズのファセット(切り子面)のあるドロップを配したもの。
このドレスは総柄な上、衿が詰まっているので、まずこのままの一連使いでは話にならないよね。柄に同化してしまって全く見えない。
引き立つジュエリーとなると同系色ではなかなか難しいのが普通。
こんな場合に合わせやすいものとして、すぐに意識に浮かぶ中に、まずは言うまでもなく万能選手のパールがある。
この場合は勿論ホワイト。
最近の日記にいくつか画像を載せたような大振りなバロックパールの多重の超ロングネックレス(詰め襟のすぐ下から何重かに巻いて、まだおヘソの辺りにまで垂れるような。
もちろんかなり重くなるけれど、舞台効果はため息ものかな?
あるいは似通ったトーンの緑系中間色の大振りな翡翠(ひすい)玉を、濃淡、形、大きさとも色々繋ぎ合わせたロングネックレス。
また、折角ドレスが70年代なのだから、直径20mmかそれ以上の白い大きな玉で50〜60cmのネックレスを着けてみるのもいい。
白さは素材によって様々。
アゲイト、カショローン、白珊瑚あたり?
アンティークしか使えない象牙のそんなネックレスがあったらお値段は大変なことになりそう。
ナチュラルな素材にこだわらないなら、もちろんプラスチックを使ったっていい。
プラスチックを使用した産業デザインは70年代のシンボルでもある。
でも、上の画像のペリドットの爽やかなグリーンもなかなか捨てがたい気がする。
もし10連以上に増やしてみたら?
それも、あまり詰め襟のすぐ下に来るより、少し長めにした方が良さそう。
連が多い分、一連当たりのシトリントパーズの数は減らしても、かなりゴージャスな一点になると思う。
このドレスの命は生地にある。
生地よりも出しゃばらずにいて、その花模様から三次元的に突出し、きらめきを伴ったボリュームを持ったような、ドレスの一部であるかのようなジュエリーになるかも知れない。
ライブでドレスとジュエリーを観る人々には、生地の持つしなやかな素材感や光沢とセミプレシャス・ストーンの硬質な素材感やきらめきの質のコントラストも、見比べて楽しいコーディネイトになり得るかも知れない。
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